パシフィコ横浜と戸部警察署、西区役所は11月11日、地域安全に関する協定を締結した。これに伴い同日から、県内初となるセグウェイ(立ち乗り式電動二輪車)を活用した防犯パトロールが同館敷地内で始まった。
協定は犯罪発生に対する情報共有と防犯パトロールの実施や施設内での安全広報、子どもや女性、高齢者、障がい者などの安全に関する活動など主に5項目。これに則り警戒・警備の一助として、セグウェイによる巡回を行うことになった。
運転するのはパシフィコ横浜の警備員。同館配備の2台を利用し、建物内や臨港パークを含む同館敷地内を巡回する。AED(自動体外式除細動器)や包帯などを携行しており、緊急時には初期的救助対応も行う。
セグウェイの特徴である機動力を活かした迅速な対応と、目立つ活動による犯罪抑止力が期待される。
企業の責任として防犯強化へ
出発式に先立ち同館内で行われた協定の調印式には、パシフィコ横浜を運営する(株)横浜国際平和会議場の中山こずゑ代表取締役社長、戸部警察署の横山俊二署長、西区の寺岡洋志区長が出席。協定書を取り交わした。
中山社長は「地域のキーになるよう、防犯にCSR(企業の社会的責任)として大きく踏み出すことにした。協定を機に、根の張った愛される施設を目指したい」と決意を述べた。横山署長は「セグウェイによる防犯パトロールは国内でも珍しいのではないか。協定を絵に描いた餅で終わらせるのでなく、実効性あるより良いものにしていきたい」と話した。
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