横浜みなとみらいホールは2月19日、報道陣向けに2020年度の公演内容の発表会を行った。
昨秋好評だった市内の教会、学校と連携した「パイプオルガンと横浜の街」(5月20日〜)や映画音楽をテーマにした「横浜シネマパラダイス」(5月26日)など、春は地元横浜ならではの企画を展開。秋はベートヴェン生誕250年にちなみ「第九」コンサートを行う。また新型コロナウイルスの感染拡大を受け、館内のアルコール消毒液の増設や出演者への配慮を行うと説明した。
同館では4月1日付で、13年館長を務めた作曲家の池辺晋一郎氏に代わり、新井鷗子氏が新館長に就任する。1989年の横浜博覧会の音楽担当からみなとみらいに携わる池辺氏は「この地区に関わることは運命だったと感じる。新館長が未来を築いてくれると信じています」とエール。
横浜音祭りのディレクターも務める新井氏は「横浜は市民活動としての音楽が盛んな印象」と話し、来年1月から2022年10月まで修繕工事による長期休館を踏まえ「VRや5Gの技術を使い学校や病院にホールをまるごと再現するなど、休館中だからこそファンを増やしていきたい」と意欲を見せた。
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