(一社)横浜港ハーバーリゾート協会(YHR)の拡大役員会が11月13日に中区で開かれ、登壇した藤木幸夫会長はカジノを含むIR(統合型リゾート)整備に改めて反対の姿勢を示した。
山下ふ頭を候補地として市が進めるIR事業に対して、同ふ頭で仕事をする事業者らが主体的にハーバーリゾート開発計画を提案していくため、昨年5月にYHRが設立。その会長に当時、横浜港運協会の会長だった藤木幸夫氏が就任した。コロナ禍で今年初の会合となった。
藤木会長は山下ふ頭の再開発について「将来、立派な評価をいただける場所にして欲しい」と注文を付けた。会合終了後、報道陣の取材に対して「カジノ反対は命がけ」と話した。
同会合では、コロナの影響でIR事業者の業績が悪化し、IRは非現実的と指摘。YHRでは国際展示場やコンサート会場、飲食、新物流施設などを盛り込んだ再開発を掲げる。山下ふ頭では昨年7月にアーティスト「EXILE」のコンサートが開催、12月には約18mの実物大ガンダム展示がスタートする。
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