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西区で講演会 「集まらなくてもつながれる」 コロナ禍のヒントに
身近な地域活動紹介と専門家による講演会「”つながり”が生み出すにこやかな暮らし」が、11月27日に西区福祉保健活動拠点「フクシア」で行われた。新型コロナ感染症防止のため急きょ動画撮影のみに。当日の様子は12月25日より文末の二次元コードから確認できる。
この講演会は、地域の取組を広く知ってもらうとともに、コロナ禍において地域活動再開のヒントになればという思いから、西区役所と西区社会福祉協議会が主催した。
事例紹介では、生活支援の取組として「藤棚ハイツ支援の会」が、居場所・交流の取組として「伊勢一サロン」が取組の内容を発表した。
前者はごみ捨て・粗大ごみの運び出し・買い物代行など住民同士の助け合いグループとして、日常生活の困りごと解消の役割を果たす。後者は住民自らが「体操サロン」を開催。定期化することで高齢者の引きこもり防止や一人暮らしの見守りの場所としても機能している。
講演を行った日本社会事業大学社会福祉部の菱沼幹男准教授は、事例紹介を踏まえて、これまでは通いの場など来れる人が前提の活動だったが、今後は「訪問活動」がポイントになると説明。「集まらなくてもつながれる」として、様々なつながり方を提案した。
また、地域にはコロナ禍で活動を始めたい人や慎重な人をはじめ、様々な考えがあるとして、「大切なのは皆さんの意見をしっかり聞き、話し合うこと。その上で活動方針を決めていくこと」と話していた。西区内の地域活動の相談は西区社会福祉協議会【電話】045・450・5005。
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