「横浜のすべての子どもたちに健康と福祉を」-。その思いから西区浅間町のリサイクル事業会社、(有)マルニ商店が、12月12日にレモネードサイダーを発売した。
このサイダーは、同社が5年ほど前から展開する「hands to hands サイダー」活動の一環。子どもたちがデザインしたラベルのオリジナルサイダーを地域で販売し、売上の一部で環境教育教材を購入し、地元小学校にプレゼントするというもの。
この活動を手掛けるマルニ商店の栗原清剛さんは、今回、子どもたちの健康に焦点をあて、小児がんの啓発を目的にレモネードスタンド活動などを行う地元の団体、(一社)みんなのレモネードの会支援を計画。同会の中心メンバーで、脳腫瘍を克服し今も治療を続けている岡野中学校1年の榮島四郎さんに、サイダーのラベルデザインを依頼した。四郎さんは、これまでにも小児がんの闘病体験などを紹介した絵本『ぼくはレモネードやさん』を出版しており、絵本作家の顔を持つ。サイダーの売上の一部は小児がん啓発普及に役立てられる。榮島さんは「たくさんの人たちに飲んでもらって、小児がんのことを知ってもらえたら嬉しいです」と話す。
オリツルサイダーで知られる中区の坪井食品(株)で2千本を生産。購入は専用HP(https://www.marunishoten.co.jp/cider/)。1本税込216円/12本、24本単位。
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