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MM21熱供給第2回 「安定供給」が大前提 取材協力/運転グループ 斧淵(おのぶち)さん
みなとみらい21(MM)地区へ冷暖房や給湯に使う熱エネルギーを一元的に供給するみなとみらい21熱供給株式会社。このコーナーでは、同社で働く人にスポットを当て業務内容などを紹介する。第2回目は、運転グループの主事・斧淵さんに安定供給への取り組みを聞いた。
同社とクイーンズスクエア横浜・地下のプラントからMM地区へ蒸気や冷水を供給する舵取りを担う運転グループ。5〜6人で一つの班を構成し、全6班がシフトを組みながら24時間365日供給を監視する同社の心臓部だ。同社では、熱供給を開始した1989年から30年以上、1度も停止することなく、安定供給を続けている。
細かな情報共有
安定供給について斧淵さんは「日々の細かな点検と毎日朝と夕方に行う密な情報共有の積み重ねが、安定した供給に繋がっているのではないか」と話す。運転グループのほか、プラント設備に関わる複数のグループが日々の運転計画から、細かな設備の異常まで綿密に情報共有を行う。「機器に触れたり、機械音を聞く意識を持つことで、些細な異常にも気づくことができます」と日々の行動を振り返る。
災害対応も
熱エネルギーをエリア供給する同社では、災害対応も大切だ。社内での避難の流れや復旧方法などあらゆる事態を想定し、顧客を交えた訓練などを年に20回ほど実施。同エリアで発生した災害時には技術者が現場に駆けつけ、すぐ対応できるのも心強い。斧淵さんは「日頃からの点検や訓練で安定供給と非常時の対応スキルを上げていきたい」と意気込んでいた。
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