(PR)
MM21熱供給第3回 最適な製造計画で省エネ 取材協力/運転管理グループ 盛さん、桑島さん
みなとみらい21(MM)地区へ冷暖房や給湯に使う熱エネルギーを供給するみなとみらい21熱供給株式会社。このコーナーでは、同社で働く人にスポットを当て業務内容などを紹介する。第3回目は、運転管理グループの課長代理・盛さんと副主事・桑島さんに熱供給を省エネに導く日々の仕事について聞いた。
MM地区の建物の熱需要を一手に集中させ、一元的に製造・供給する同社の熱供給事業。この事業では、商業施設や研究施設など建物用途によりエネルギーを最も使用する時間が異なるため、建物一つひとつの熱負荷の変動に左右されない供給が可能だ。桑島さんは「まとまった熱を大型機器で効率的に製造することで、省エネにつながる」と利点を話す。
需要変動に綿密な連携
運転管理グループは、冷水・蒸気を製造する際に必要な年間計画から日々の計画までを立案し、運転グループと連携しながら日々の効率的な業務に努めることで、省エネに導いている。盛さんは「季節や天候、施設の違いによっても機器の負荷は変化する」と話し「常時変化する需要に合わせて、運転グループと細かに情報共有しながら製造機器の組み合わせと最適な運転方法を提案しています」と語る。
また、同グループは熱の原材料となるガスや電気の調達や行政手続きなども担当。盛さんは「今後は脱炭素化に向けた取り組みも大切。原材料に再生可能エネルギーを用いることについて検討を進めている」と今後を見据える。桑島さんは「省エネ運転ができる計画や環境整備を引き続き行い、省エネ・脱炭素化に貢献していきたい」と意気込みを話す。
|
|
|
|
|
|