トップインタビュー 「『リゾート感』と『食』楽しめるホテルに」 横浜ベイホテル東急丸山 浩人 総支配人
-6月1日付で新総支配人に就任されました。
「開業準備室から19年間携わってきたホテルですので、非常に思い入れの強い場所です。2016年に宮古島、19年に伊豆今井浜とグループのリゾートホテルを経て、戻ってきました。スタッフも知った顔が多く、皆に『おかえりなさい』と言われて少し照れくさかったですね。みなとみらいを離れていたのは5年間だけでしたが、ビルやホテルが増えていて本当に驚きました」
―開業時の思い出は。
「実は入社面接の時、将来の夢を聞かれ『総支配人になりたい』と宣言したんです(笑)。開業ホテルを志願したのは『一から作りたい』と思ったから。客室のアメニティを入れる器や伝票など、当時私が採用したものが今でも残っているのを見ると嬉しいですね」
―アロハシャツの制服(夏限定)も特徴の一つですね。
「当ホテルは『アーバンリゾート』を掲げていますが、宮古島と伊豆のリゾートホテルに携わった経験から、今まで以上にリゾート感を高めていくべきだと考えています。大切なのは、設備や雰囲気、スキルよりも、まずは働く人たちのマインド。特に宮古島のホテルの仲間たちは『せっかくこの地に来ていただいたのだから楽しませてあげたい』というサービス精神が強く、スタッフのファンになってリピートしていただくお客様も多かった。私もとにかく楽しいことが大好きなので、そのマインドを共有できたらと思います」
―スポーツも楽しんでいるようですね。
「宮古島ではゴルフ、伊豆の時は街の卓球クラブに所属し、ラケットとシューズも揃えました。横浜マラソンにも参加したことがあり、今住んでいる新横浜はランニングコースにぴったり。みなとみらいを走るのも本当に気持ちいいですよ」
-今後の取組は。
「オーナーシェフ陳建太郎氏が父・建一氏の味を受け継ぐ四川料理レストラン『スーツァンレストラン陳』を、7月15日にオープンしました。当ホテルは『鉄人のいるホテル』からスタートしているので、改めて食に力を入れていきたいです。また約1年後の2022年8月7日、開業25周年を迎えます。今後もコロナの状況を踏まえて安心安全を徹底し、横浜市民の皆さまに愛されるホテル運営に努めていきたいと思います」
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地元奉仕団体 新会長の横顔 Vol.710月17日 |