横浜市立岡野中学校=西区=の女子硬式テニス部が夏の全国大会でベスト8に輝いた。昨年はコロナの影響で大会が中止となったため、一昨年に続く2大会連続での全国8強入り。
すべて出し尽くす
8月18日から福島県会津若松市で3日間にわたり開催された第48回全国中学生テニス選手権大会。全国から勝ち上がってきた32校が、ダブルス戦2回、シングル戦3回の計5試合で勝敗を決める団体トーナメントに臨んだ。
1回戦は大阪女学院=大阪=を5戦全勝で下し、2回戦も富山市立堀川=富山=に全勝。ベスト4をかけた3回戦では前大会優勝校の山陽女学園=広島=と対戦。ダブルスで1勝1敗に持ち込み、シングルスは1勝2敗、結果2勝3敗となり苦杯を喫した。岡野中学校を退けた山陽女学園は2大会連続で全国優勝を収めている。
山陽女学園との試合で勝敗をかけた最後のシングルス戦。明らかな実力差のある相手だったが、岡野中学校の選手も最後まで声を出し、すべてを出し尽くしたという。
田中耕太郎顧問は、「前大会のベスト4決定戦では相手に1勝もできず完敗でしたが、今回は粘ることができた。ベスト4の背中が見えた」と力強く語った。
部長の道田美咲さん(3年)は「私たちの目標のベスト4進出は叶わなかったけれど、どの学校よりも声を出しあって最後まであきらめずに全力を尽くしました。全国大会で貴重な経験ができ、サポートしてくださった方々に感謝しています」とコメントした。
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