飲食店応援サイトの編集者としてコロナ禍の市内飲食店を取材し、発信する 袴田 あかりさん 西区東ケ丘在住 27歳
「育った地元に貢献したい」
○…市内飲食店の「人柄」を紹介するwebサイト「ヨコハマフードラバーズ」の編集者にこのほど、抜擢された。「野毛坂48」と称して、2年前から野毛の飲食店の店長を取材しSNSを通じて発信。その活動を同サイトの管理者が知り、声がかかった。「店長の人柄やお店の雰囲気を発信することで、コロナ禍で大変な飲食店のファンづくりに貢献できれば」と意気込みを話す。
○…西区東ケ丘で育った。母の実家は南区でふぐ料理店を営んでおり「小さい頃はお客さんに可愛がってもらい、大人と話すことが多かったです」と振り返る。親戚で集まるときは子どもたちのお姉さん役に。その経験から保育士になりたいと青山短期大学へ。卒業後は夢を叶え子ども一人一人に寄り添っている。
○…東ケ丘にある留学生のシェアハウスを兼ねた地域の拠点「CASACO」でNPO法人の一員としても活動。コロナ以前は、留学生の食事の支度をしており、地域の人に勧められたことがきっかけでユーモアたっぷりに「スナックあかり」を開店した。地域に愛され、1日に50人以上集まることも。子どもたちが立ち寄りやすいよう「あかり食堂」と名前を変えるが、コロナ禍で休業。年に1度、キャンドルナイトのイベントを開催することで地域との繋がりを保ち続けている。「小さい頃からたくさんの人にお世話になってきたので、今度は私が地域のために貢献したい」と笑顔で話す。
○…現在も東ケ丘の実家で暮らす。「野毛坂48」は、野毛周辺の飲食店48店舗を取材することを目標に名付けた。「おじさんばかり取材するので、少しアイドルの要素も入れてみました」と笑う。「店長の人柄や温かさを発信し飲食店を応援していきたい」
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