中区内市立小学校などの新1年生に毎年贈られる交通安全を啓発するランドセルカバーのデザインが一新した。地域に愛着を持ってもらおうと中区のマスコットキャラクター・スウィンギーをあしらった。
中区役所が発案しデザイナーに依頼。毎年、区内の8割近いランドセルカバーを寄贈している日産自動車(株)本牧専用埠頭(永翁武洋所長/以下、日産本牧)に完成したデザインを持ち込み、新デザインでの製作の快諾を得た。
日産本牧はランドセルカバーを寄贈して35年目。永翁所長は「交通安全の普及は我々の使命」と語り「本牧は以前から地域に根差した取り組みをしてきた」と説明した。
ランドセルカバーの配布対象は区内の市立小学校と国大附属横浜小、横浜雙葉小、横浜山手中華学校、横浜中華学院の計13校。対象の新1年生は1130人で、日産本牧から山手交通安全協会を通して寄贈する分のほかに、伊勢佐木、加賀町の各交通安全協会が管内の対象校に配布した。
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