松竹の元映画プロデューサーがメガホンをとった自主映画『横浜を創った男』(監督 齋藤次男)が7月1日(土)、中区山下町のシルクセンター地下1階で上映される。午後1時30分と3時の2回で、各30人先着申込。入場無料、投げ銭制。
来年の横浜開港165周年を記念し、横浜-新橋間の鉄道敷設に尽力した高島嘉右衛門(かえもん)に光を当てた。高木彬光著『「横浜」をつくった男』を参考にした。作品は60分。
上映作品は前編で、嘉右衛門の半生を描いた。江戸三十間堀(現在の東京都中央区銀座)に生まれ、材木商に従事するも順風満帆とはいかず、多大な負債との闘いの日々を送る中で、為替違反の容疑で投獄。出獄後、いざ横浜で仕事を始める。以降の偉業は今後撮影予定の後編に収める。
舞台の縁で企画
この映画を企画したのは二宮恭さん(68)=海老名市在住。開港150周年の際に、嘉右衛門がつくった「高島学校」を題材にした舞台に出演。そこで知り合った仲間の縁で嘉右衛門を題材にした小説に出会い、松竹の元映画プロデューサー、齋藤さんに相談したところ、自主映画化することに。昨年12月と1月の2日で撮り終えた。二宮さんは「横浜の発展に貢献した高島嘉右衛門のことを少しでも知ってもらえたら」と話す。
希望者は『横浜を創った男』視聴希望、氏名、年齢、希望時間(午後1時30分/3時)を明記しeiga.kaemon2023@gmail.comへ。6月26日午後1時締切。問い合わせも同メールに。
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