県立横浜平沼高等学校の演劇部に所属する2年生の河村有里乃さん(16)が「第47回全国高等学校総合文化祭」の演劇部門で、発表作品について公開討論などをする「生徒講評委員」に選出された。同大会は7月29日から鹿児島県で行われる。
高校教育の一環として芸術文化活動を通じた生徒同士の交流を図ることなどが目的の同大会。生徒講評委員は全国から選出された12人で構成され、作品の評価・審査ではなく、「学習の場」として率直な意見交換などを行う。
河村さんは昨年11月に行われた「第61回神奈川県高等学校演劇発表会」で自ら講評委員に立候補。「他校の演劇部の意見を聞いてみたい」と積極的に他の委員の声に耳を傾ける姿勢などが評価され、全国大会に選出された。河村さんは「劇中の細かい工夫が分かるようになり、劇を見るのが以前よりも楽しくなった」と話した。
現在は全国大会に向けて山本大(ひろし)顧問と部活後に観劇と議論を重ねている。「参加するからにはいっぱい得て帰りたい」と意気込みを語った。
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