地域の魅力向上などに貢献する施設整備に、最大500万円が助成される市の「まち普請事業」。中区本牧満坂の古民家「もくり」を活動拠点とするプロジェクトが7月の一次審査を通過し、運営スタッフらは来年1月の2次審査に向け準備を進めている。
もくりは、空家だった築80年余の古民家を県の補助金などを活用して改修し2018年10月にオープン。約30坪の庭に畑や花壇があり、ボランティアが手入れをしている。また未就園児が芋掘りをする畑なども。建物は6畳の洋室、8畳と6畳の和室に台所があり、1部屋2時間1千円で貸し出しも行う。書道や編み物、ストレッチ体操などの教室をはじめ、講師を招いた学習会や相談会、会議、食事会などと幅広く利用されている。
住宅街の奥にあり、たどり着くの難しいもくり。「誰でも分かるようにしたい」と運営スタッフがまち普請事業に応募した。助成金を活用し入口部分の看板から開放感を持たせるような建物横の敷石、キッチン、井戸、下水道などハード面の整備を想定する。
運営スタッフ代表の今関喜代子さんは「何も用がなくても立ち寄れる、地域のゆるやかなつながりを醸成するような拠点にしていければ」と話していた。
最終審査にあたる2次コンテストは来年1月28日に行われる。
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