山中竹春横浜市長は9月29日、2022年度決算特別委員会で、みなとみらい本町小学校=西区高島=の暫定期間を延長すると明言した。
同校は本町小学校=中区花咲町=の児童数増加に伴う新設校として18年4月に開校。将来的な児童数の減少やみなとみらい21地区の業務・商業機能集積への影響などから、10年間の期間限定校として28年3月に閉校する計画となっていた。
市の23年度の義務教育人口推計表によると、今後も児童数の増加が見込まれており、全ての授業を本町小だけで受け入れることは困難であると予想され、使用期限延長に対する市の見解が注目されていた。
暫定使用の延長期間について山中市長は「開発市況の動向を踏まえた土地の活用策の検討および安定的な教育環境の確保に向けた検討を並行して行いながら、適切な期間を判断して参ります」と話し、具体的な年数は言及しなかった。
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