中区を拠点に活動する「NPO法人横浜発明振興会」が、11月12日(日)の午前10時から午後4時まで、象の鼻パーク=中区海岸通=で開催される、中区民祭り「ハローよこはま」に初出店する。日常感じる「不便」が少しでも改善されるよう創出された発明品24点が展示される。その中の18点は会場限定で購入できる。
アクセサリーのような見た目で、手袋の紛失防止にもなる「てぶくろきいぱあ」や、反対側が尖っている「プルトップ付き缶の蓋開け機能を有する箸」、さまざまなメーカーや種類のペットボトル、チューブ、缶飲料が簡単に開栓できる「Cap&Pull-tabオープナー」、簡単に分解できることによって、絡まった毛をこまめに掃除できる点が衛生的なペット用のくし「ペッティーネ」などの発明品が並ぶ。
介護の「困った」から発明
祭りに出品する、倒れないカップホルダー「BIG Foot」を発案した鶴見区在住の蔀(しとみ)由紀子さん(60)は、父の介護の経験がアイデアのもとになったという。ベッドの枕元などの不安定な場所に置いてもこぼれず、自分で気軽に水分が取れるようにしてあげたいという思いで開発。伸縮する胴部がティーカップや湯呑、ペットボトルを支え、芝やじゅうたんの上などの不安定な場所での利用や、デスクワークの際などさまざまな用途で使用できる。
「発明投票」した先着400人は当たり付きくじに参加
中区民祭り当日、気に入った発明品に投票した先着400人は外れなしのくじに挑戦できる。発明品がもらえる当たりが40本用意される。また、特賞は4本で、当日展示されている自分が好きな発明品が1点もらえる。参加賞は同会のオリジナルステッカー。
同会の詳細はホームページ(https://hamahatsu.jpn.org/wp/)。問い合わせは【メール】info@yokohama-hatsumei.comまで。
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