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〜横浜市新技術開発等支援事業〜

社会

公開:2023年12月21日

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 横浜市は、ものづくりチャレンジ企業を応援するため、助成金交付対象事業を決定した。今回、中区・西区に研究・開発拠点所在地がある2企業を紹介する。

(株)SOXAI指輪1つで健康を管理

 (株)SOXAIは指輪型ヘルスケアIoT機器の次世代機とそのデータ連携基盤の開発を行う。

 同社代表取締役の渡邉達彦さん(34)は、光の基礎研究開発を行う中で「技術を実生活に生かせないか」と、2022年に睡眠の質や心拍数、血中酸素レベル、歩数などのデータを取得・分析する指輪型の「SOXAI RING」を製品化。

 指は手首よりも脈波信号が強く、睡眠時や入浴時でも邪魔にならず1日中着用できるため、正確なデータが計測できる。

 今回の機器ではセンサーの性能が向上し、より詳細な分析が可能に。カラーも増やし、付け心地も向上。クラウド上でデータ管理ができるシステムも開発した。

 今後は、運転手の健康状態を把握し、注意を促したり、老人介護ホームで体調不良者を把握するなど、他のサービスと連携することを視野に入れいているという。

(株)キズキ特性に応じた就労支援

 (株)キズキは精神・発達障害者特化型の就労支援チャットボット(自動会話プログラム)を研究開発する。同社は、うつ病や発達障害による離職者に向けた、ビジネススキルの学習機会を提供する就労移行支援事業所「キズキビジネスカレッジ(https://kbc.kizuki.or.jp/)」を2019年から西区や全国で展開している。

 今回の事業では、関心領域や障害の特性などから適職が分かる「適職発見チャットボット」と、その職業に就くためのスキルの有無を判断する「職業別ワークサンプルテスト」を開発し、事業所での支援に役立てる。

 個々に合った仕事内容や働き方、企業の文化などが診断できる。企業側の理解促進にもつながるという。

 同社取締役の林田絵美さん(31)は「開発後は他の就労支援施設や大学のキャリアセンターでの導入を目指す」と話す。

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