神奈川県民ホールギャラリー
11月26日から水彩公募展
審査投票はネットでも
11月24日
山手駅徒歩2分、築70年超えの古民家をリノベーションし、2023年4月にオープンした「縁乃庭(えんのば)」。中区山手地区の幅広い世代が楽しみ、「縁」を結ぶ地域交流拠点だ。
運営するのは、市職員としてまちづくりに関わってきた渡邊圭祐さん(67)。定年退職後「行政では手の届かないきめ細かいまちづくりをしたい」と考えていたところ、同所が貸し出されていることを知り4年契約。人の縁を大切にする交流拠点にしようと、まちづくりプラットフォームの事業責任者・河原勇輝さんと東京工科大学DIYサークルの学生たちと協力してリノベーションを行った。
木造2階建てで1階は約42平方メートルの地域交流のレンタルスペースとなっており、介護予防や多世代が集う「まちのお茶の間」。県内在住大学生が運営する中高生の居場所作りなどの活動に使用されている。2階は約37平方メートルのコワーキングスペース。机ごとに区切られた5ブースと約17平方メートルの多目的スペースで、月会員と一時利用者に対応している。
幅広い世代が集う
1月8日には介護予防プログラムに参加している山川達二さん(96)とマリンFMのパーソナリティーで書道師範の資格を持つ池田彩純さん(31)が講師となり、地域の小学生対象の初の習字教室が開催され、計6組の親子が参加した。子どもたちは「新しい風」「明るい心」などを集中して書きあげた。横浜中華学院3年生の澁谷空さん(9)は「友達と一緒に初めて来た。上手く書けて楽しかった」と笑顔を見せていた。
渡邊さんは会を終え「初の多世代交流企画でしたが立野小学校の協力などもいただき大変有意義なものになりました」と話した。拠点・シェアオフィスに関する問い合わせは【電話】090・7182・0884。
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