ウエインズトヨタ神奈川(株)=中区=ではこのほど、小児がんや重い病気の⼦どもたちと家族をサポートする「ファシリティドッグ」の活動支援のため、認定NPO法⼈シャイン・オン・ キッズ=東京都=に352万3450円を寄付した。
小児病院で活躍
ファシリティドッグとは、病院に常勤して医療チームの一員として働けるように専門的なトレーニングを受けた犬のこと。闘病中の子どもと家族の不安や痛みを癒すだけでなく、時には手術室や採血に付き添うなど心身のケアをサポートする。2010年に日本で初導入され、現在4頭が神奈川県立こども医療センターなど4施設の小児病院で活躍。同NPOは昨年から県内で同犬の育成事業を始めている。
同社では県立こども医療センターに絵本の寄付を行った際、同犬の存在を知り、昨年12月にレクサス9店舗の顧客を対象としたクリスマスコンサートでのチャリティーを企画。例年無料のところ入場チケット代を有料とし、全額寄付した。
1月31日にレクサス山下公園ショールームで行われた感謝状贈呈式には、育成中の候補犬・トミーくんも同席。同NPO理事の谷本有香さんは「ご寄付と同時にファシリティドッグについての認知を広げる素晴らしい機会をいただけた」と感謝。同社の山内英志執行役員は「病気と闘う子どもたちの治療や心のケアにも寄り添う犬の姿に感銘を受けた。この活動をもっと広げていけたら」と話した。
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