横浜国立大学附属横浜小学校5年2組の児童が考案したオリジナル弁当が、中区の惣菜店「大和町フードセンター」で3月12日(火)から15日(金)まで販売される。同級の鍋嶋悠樹さんは「商店街の人と協力して作ったお弁当。多くの人に食べて欲しい」と呼びかける。
家庭科の調理学習や大和町商店街の店主らとの交流をきっかけに「オリジナルのメニューを開発したい」という夢を抱いた児童たち。その実現のため、総合学習の時間を使って取り組んできた。
商店街店主らが協力
食品メーカーを手本にメニュー開発部や広報部、デザイン部など担当を決めて活動。アイデアに行き詰った時には大和町商店街へ繰り出し「飲食のプロ」に意見を聞きにいったという。中でも大和町フードセンター店舗責任者の猪田卓さん(40)は”アニキ”と呼ばれ、慕われる存在に。児童たちから同運営会社の(株)Def eat(デフイート)=中区=にコラボレーションを提案し、今回2種類の弁当の販売が実現した。
弁当のおかずは、小学生ならではのアイデアとプロの意見を反映して完成させたこだわりの品ばかり。近藤帆乃佳さんは「ハンバーグはチーズや辛いソースなど好みによって食べ方が選べるのが魅力」と説明する。給食で人気のにんじんツナいためや、年に1度しか出ない「鮭のホイル焼き」のレシピを再現したほか、校章の梅をかたどったり、小学生も作れる「小学芋」などネーミングも工夫した。「横浜小の良さが詰まったお弁当ができた」と廣地すみれ子さん。林譲さんは「フードセンターで人気の塩唐揚げも楽しめる」とアピールする。
弁当は午前11時から販売。売り切れ次第終了。
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