「子どもお気に入りえほん展」が5月31日(金)まで南図書館=弘明寺町=で開催中だ。近隣にある南区地域子育て支援拠点「はぐはぐの樹」に通う本好きの保護者から成る「絵本サポーター」がすすめる絵本約20冊が1階に並べられている。絵本にはそれぞれ直筆のPOP(紹介文)が添えられ、あらすじだけでなくイラストや子どもが喜んだ場面などの経験に基づいた感想も書かれている。POPのある推薦絵本は計150冊あり、順次入れ替えているという。
「先輩のアドバイスは絵本選びの参考になるはず」と同館司書の菊池真理さん。利用者アンケートには、「うちの子も好きだった本」「昔読んだことがあって、懐かしい」などの感想もあり、幅広い世代に受け入れられているという。
今回、南図書館で展示したPOPは、絵本サポーターが活動する「はぐはぐの樹」の子ども図書館で使用されていたもの。「もっと広く知ってほしい」との思いから、展示が実現した。
子ども図書館には約4000冊の蔵書があり、絵本アドバイザーでもある館長が在籍する。絵本相談や季節に合わせた絵本の展示、おはなし会などを行っている。
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