南区の六つ川小学校などを拠点に活動する小学生バレーボールチーム「横浜優和クラブジュニア」が7月6日、初音が丘地区センター=保土ケ谷区=で選手の子どもたちに食の大切さを伝える料理教室を開いた。
監督の大村恵利さんは横浜国立大学の専門教諭も務める管理栄養士。「栄養素の充実した食事を楽しんで食べて身体を作り、アスリートとしての質を高めてほしい」と定期的に料理教室を開催している。
献立は全て子どもたちが考え、食材の買い出しも行った。大村監督は「食物には匂いや手触りなど様々な情報がある。素材を切ったり炒めたりする過程で五感を使って料理をすることが『味わい教育』につながる」と話した。坂本穂樺さん(小6)は大好きな鮭のホイル焼きに挑戦。「包むだけじゃなくて、他にもいろいろ手順があって、お母さんの大変さがわかった」と話した。ブリの照り焼きを作った新堀敬太さん(小6)は「栄養の話も聞いたので、将来、一人暮らしする時に役立てたい」と述べた。
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