南区老人クラブ連合会(松村光雄会長)は7月24日、創立60周年の記念式典を南公会堂で開催した。会員をはじめ関係者ら約380人が参加した。松村会長はあいさつで「老人クラブの活動の柱は健康・友愛・奉仕。社会変化の大きい昨今だが、1人1人の声を受け止め、充実した活動をしていく。今後も皆様と素晴らしい瞬間を共有し、未来に向けて歩んでいきたい」と述べた。
当日は山中竹春横浜市長も出席し60周年の節目を祝った。また、長年活動に貢献してきた38人に表彰状、クラブの発展と育成に尽力してきた11人に感謝状が授与された。高澤和義南区長は「今後も皆様の豊富な経験や知識を発揮し、地域を元気にしてもらいたい」と祝福した。
同クラブには現在105のクラブがあり、会員数は約6550人。各クラブの活動に加え、スポーツ大会やダンスパーティー、春と秋の旅行などの催しを年間を通して行っている。松村会長は会員数の減少が課題の1つだといい、「同じ趣味を持つ仲間ができ、つながりが増える。掲示板や回覧板などで情報を発信して加入を呼びかけていきたい」と次の10年に向けての抱負を語った。
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