プロレス団体「フリーダムズ」の旗揚げ15周年記念大会が9月15日(日)に横浜武道館で行われる。節目の大会を前に、旗揚げ時からのメンバーで団体を支える横浜市在住の葛西純選手(49)が意気込みを語った。
蛍光灯、ガラス…デスマッチ特長
フリーダムズは2009年9月に旗揚げ。選手5人でのスタートで、葛西選手は「吹けば飛ぶような団体で、15年も続くとは夢にも思わなかった」と振り返る。蛍光灯やガラスなどの凶器を使ったデスマッチが特長。葛西選手も試合中の大けがで欠場することもあったが、団体にとって一番の危機はコロナ禍で大会が開けなかったこと。「体は元気なのに、試合ができないのはきつかった」という。
ドキュメント映画で新しいファン
21年5月、自身のレスラー人生を追ったドキュメンタリー映画「狂猿」が公開された。そこで描かれたヘルニアからの復帰を目指して練習に励む姿がプロレスファン以外からも支持され、試合会場に足を運ぶ人が増えたという。「ピンチをチャンスに変えられた」と新しいファンの開拓につながった。
1998年にデビューしてから、デスマッチ路線を歩み続ける。「デスマッチをやる天命なのだと思う」と言い切り、間もなく50歳を迎えるが、生涯デスマッチファイターを貫き通す考えだ。
帯広市出身だが、横浜市に長く住み、団体の拠点は茅ヶ崎市にある。「神奈川県に根差した団体として長く続くようにしたい。15周年はゴールではない。もっと上を目指す」と傷だらけの体で団体を引っ張っていく。
15周年記念大会は午後3時30分開始。チケット販売中。問い合わせはフリーダムズ【電話】0467・98・0271。
チケットプレゼント
大会のチケットを5組10人にプレゼント。希望者はメールで本文に〒住所、氏名、年齢、フリーダムズへのメッセージを明記し、件名を「フリーダムズ」として編集室(yoko-d@townnews.co.jp)へ。9月5日(木)着分有効。
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