日本郵便(株)南関東支社は、同社が保有する車両を活用した「こどもの安全見守り活動」を市内全域で実施する。8月28日には日本大通の横浜港郵便局で出発式を行った。関係者が集まり、郵便配達に向かうバイクを手を振って見送った。
この取り組みは配達に使うバイクと車の約2750台に「こどもの安全見守り中」と書かれたステッカーを貼付。局員が異変を発見した際に警察や消防へ通報する「緩やかな見守り」を行うもの。
同社の経営管理本部総務部長の落合保浩さんは「郵便局の機動力を生かした活動。ステッカーを付けて走ることで『見せる防犯』として皆様の意識向上にもつながれば」と話した。
横浜市と同社は2021年3月に「地域活性化に関する包括連携協定」を締結。郵便局内に特殊詐欺対策や横浜国際園芸博覧会のポスターを掲示したり、市民の熱中症対策のための休憩場所を提供するなど、市民サービスの向上や地域の活性化に連携して取り組んできた。
市市民局地域防犯支援課長の丹羽仁志さんは「地域を回っている郵便局員だからこそ、小さな変化にも気づいてもらえるのでは。横浜市にはたくさんの企業があるので、そうした方とも連携を広げ、安心安全を守っていきたい」と話した。
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