神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

みなと総合高校 喫食率95%へ朝食提供 食育週間に企業と連携

教育

公開:2024年10月17日

  • X
  • LINE
  • hatena
談笑しながら朝食を食べる生徒
談笑しながら朝食を食べる生徒

 みなと総合高校=中区山下町=は食育週間の9月30日から10月4日、企業8社の協力を得て朝食の無料配布イベントを行った。各日100人以上の生徒が参加し、食堂に用意された発芽米のカレーライス、スープ、納豆、ゆで卵、ドリンク、フルーツなどを食べた。

 同校は2023年度から市の食育推進実践校になっている。昨年度の調査では、朝食をほぼ毎日食べていると答えた生徒は約69%。市が22年度に行った中学生2年生の結果より10%ほど低く、進学とともに喫食率が下がっていた。そこで、今年は95%を目標、「朝食食べなきゃ超ショック」をスローガンに活動している。

 食育担当の荒川博之教諭は「少しでも長く寝ていたい、身支度に時間がかかるなど、朝食を食べずに登校する生徒は多い。食事、栄養と健康はつながっている。将来のことも考え、食習慣の見直しになれば」と企画した。思いに賛同した食品メーカーが各日100食ほどの食品を、日本サンレオ(株)が再生紙で作られた紙皿と木のスプーンを無償で提供した。

 毎日朝食を食べるという塚原聡美さん(高2)は「食べないと授業に集中できない。大切にしている」、普段は時間がなく食べない小川元瑞さん(高3)は「食べたら1日元気でいられた。今後も続けたい」と話し、日中の活力となる朝食の重要性を感じていた。

 (株)ファンケルは、未来を担う子どもたちを食から健康にしていきたいと参加。担当者は「朝からもりもり食べてくれて嬉しかった」と話した。

【参加企業】エスビー食品(株)、キリンビバレッジ(株)、タカノフーズ(株)、(株)ファンケル、富士シティオ(株)、ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)、横浜丸中ホールディングス(株)、JA全農たまご(株)

企業の担当者が集まり食品を配布
企業の担当者が集まり食品を配布

中区・西区・南区版のローカルニュース最新6

11月26日から水彩公募展

神奈川県民ホールギャラリー

11月26日から水彩公募展

審査投票はネットでも

11月24日

納税功労者を表彰

納税功労者を表彰

中税務署など10団体

11月23日

貧困・飢餓撲滅へ 日本の若者たちがチーム設立

納税普及に尽力した個人・団体を表彰

納税普及に尽力した個人・団体を表彰

横浜南税務署管内の4区

11月23日

「横浜10大ニュース」で2024年を振り返る

「横浜10大ニュース」で2024年を振り返る

投票受付中、抽選でプレゼントも

11月23日

初の「よこはま子ども国際平和シンポジウム」で小中学生ら議論

あっとほーむデスク

  • 10月17日0:00更新

  • 7月18日0:00更新

  • 7月4日0:00更新

中区・西区・南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook