Ｊリーグへの生き残りをかけた２試合となる
中区本牧を拠点に活動するサッカーＪ３リーグのＹＳＣＣが、ＪＦＬ（日本フットボールリーグ）２位の高知ユナイテッドＳＣとの入れ替え戦に出場することが決まった。11月17日に行われた第37節でテゲバジャーロ宮崎に２対３で敗れ、年間19位が確定したため。
クラブは同日、「Ｙ．Ｓ．Ｃ．Ｃ．を応援してくださる全ての皆さまへ」として公式サイトで声明を発表。吉野次郎代表取締役の署名で「Ｊ３残留を掴み取るべく、残りの試合を全力で戦ってまいります。クラブに関わる全ての皆様のご支援・ご声援を、引き続きよろしくお願い申し上げます」と訴えた。
負ければＪリーグ｢退会｣
Ｊ３・ＪＦＬ入れ替え戦はホーム＆アウェイ方式の２試合。第１戦が12月１日（日）にＰｉｋａｒａスタジアム＝香川県＝、第２戦が12月７日（土）にニッパツ三ツ沢球技場で行われる。
第２戦終了時点で勝利数・得失点差が並んだ場合は、前後半各15分の延長戦を実施。それでも決着がつかない場合はＰＫ戦を行う。アウェイゴールルールは適用されない。ＹＳＣＣはこの２試合で敗れるとＪリーグ「退会」となり、アマチュアチームも参加するＪＦＬへの降格となる。
11月24日（日）にはホーム・三ツ沢で午後２時からギラヴァンツ北九州とのリーグ最終戦が行われる。直近６試合勝ちなしと厳しいチーム状態のＹＳＣＣだが、相手の北九州にはこれまで過去５連勝中と相性の良い相手。
「絶対に負けられない戦い」に向け気持ちを切り替え、勝利でリーグ戦を終えたいところだ。
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