関東初となる日本ドローンサッカー連盟の認定大会が11月23日、中区の神奈川県建設業会館で行われた。地元横浜の2チームを含む8チームが全国から出場し、白熱した試合を繰り広げた。
ドローンサッカーは、広さ4m×8m、高さ3mのゲージ内で5対5で対戦する競技。ゲージの外から専用ドローンボールを操作し、空中に設置されたリング状のゴールに入れ、得点を競う。
優勝は日本ランキング首位の星翔高等学校BIRD ONE(大阪府)。1年生3人、2年生2人で出場し、中心選手の3年生が不在ながら、安定した試合運びを見せた。「機体トラブルもあったが良い試合ができた」と勝利を喜んだ。準優勝は地元開催のプレッシャーの中、勝ち進んだサイワークス横浜。小学生1人、社会人4人のチーム。「1人でも欠けたら不利になる。役割分担を大切に練習してきた成果が生かせた」と話した。
今回の大会はドローンスクールの運営や空撮、一般向けのドローンサッカーの体験会を行う(株)小俣組=南区新川町=が神奈川支部として主催した。同社の中山慶一郎課長は「eスポーツの要素に加え、リアルな操縦体験と光・音・衝撃が融合する新感覚のスポーツ。性別や体力差に関係なく誰もが参加できるのが魅力」と語る。来年9月には韓国で初のワールドカップの開催が決定している。現在、日本の競技人口は1千人以上といわれる。中山課長は「多くの人がドローンサッカーに触れる機会を作り、競技人口を増やしてさらに盛り上げていきたい」と話した。
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