永田中学校2年生の木下友梨菜さんが11月13日に福島市で行われた東日本女子駅伝に神奈川チームの一員として出場し、区間2位の好記録をマークして優勝に貢献した。父の影響を受けて走り始めた木下さんは全国の舞台を目指していく。
同駅伝は東日本の都道県、18チームによって行われた。42・195Kmを9区間に分け、中学生から社会人までが競った。
10月に行われた中学県大会の1500mで2位に入り、同駅伝のメンバーに選出された木下さん。「県の代表として恥ずかしくない走りをしたかった」と強い決意でレースに挑んだ。
中学生が走る8区(3Km)を任され、トップでタスキを受け取った。道中は2秒差で追ってくる長野県の選手と競り合った。中継所直前でわずかにかわされたものの、区間2位の9分18秒でタスキを渡した。区間賞に3秒及ばなかったが「予想以上のタイムだった」と振り返る。
レースは木下さんからタスキを受けた神奈川チームのアンカー・吉川美香選手(パナソニック所属)が最後の競技場で長野を逆転し、大会新記録で優勝。神奈川チームは7年ぶり4度目の栄冠に輝いた。
父もランナー
小学校時代はサッカーをやっていた木下さん。国体出場経験もある父・健児さんの勧めもあり、小学3年でロードレース大会に参加し、入賞したことで走る楽しさを覚えた。中学1年の夏から本格的に800mや1500mに挑戦。今年はジュニア五輪の1500mで9位に入っている。
来年1月に京都市で行われる全国都道府県対抗女子駅伝のメンバーにも選出された。陸上部顧問の吉田省三教諭は「自分で練習内容を考えられれば今以上に強くなる」という。木下さんは「もっとスピードをつけて、来年は全国大会に行きたい」と目標を掲げていた。
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