石川小学校(石渡元校長、児童数372人)の創立140周年を祝う記念式典・祝賀会が、6月8日に同校体育館で行われた。歴代校長やPTA会長、南区、中区選出の議員など約170人(学校発表)が集まり、節目の年を祝った。祝賀会の冒頭では、同校で活動する和太鼓クラブの児童が、力強い演奏を披露し、華を添えた。
同校は1872年の学制発布に伴い、「養賢学舎」の名で開校。1929年に現在の場所に校舎を建設、移転した。数回の校名変更を経て、47年から石川小学校となった。現在の児童は約6割が南区、約4割が中区から通学している。
石渡校長はあいさつで「開校以来、常に横浜の初等教育の中心として、数々の輝かしい教育実績を積み上げた歴史と伝統がある」と述べ、地域との結び付きが強いことを特長に挙げた。同校は、2006年に地域・PTAの協力によって発足した「見守り隊」が児童の登下校の安全を守り、父親による「パパの会」が校内の樹木を「自然園」として整備するなど、保護者、地域との交流が盛ん。
この10年では、異学年交流活動の導入など、新たな課題に対応している同校。石渡校長は「良き伝統を大切に、140周年を一つのステップとして未来へつなげたい。学校教育目標である”みどり ふれあい すこやか 笑顔いっぱい 石川の子”の具現化に努めていきたい」と、今後の教育活動へ熱意を見せた。
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