ロシア発祥の格闘技「サンボ」の全日本選手権が2月9日、南スポーツセンターで行われ、全国から約90人の選手が参加した。
体重別に男子9階級、女子8階級で競われた。11月に千葉県で行われる世界選手権の一次選考会も兼ねており、白熱した試合が続いた。男子68kg級を制した江藤康太選手と女子48kg級優勝の交川陽子選手にプーチン大統領杯が贈られた。
大会を主催した日本サンボ連盟によると、国内の競技人口は約300人。柔道やレスリングの選手が試合に出場することも多いという。サンボの試合にも使用できるレスリング用のマットが同センターにあることから、毎年、全日本選手権が行われている。
ロシアと交流
大会にはロシアからレフェリーが訪れ、審判法を指導。同連盟は「サンボを通し、日露の交流を深められれば」と話した。
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