市立南吉田小学校(藤本哲夫校長、児童698人)が創立110周年を迎えたことを祝う記念式典と祝賀会が2月20日、同校体育館で開かれ、地域住民や保護者、学校関係者ら約200人が参加した。
式典では、110周年に合わせて児童が考えた歌「MYフレンズ」を合唱。歌詞には中国語や韓国語などで「友達」を表す「ポンヨウ」「チング」などを用いた。また、学校の発展を目指し、児童が「みなみよしだ」の6文字から始まる「MY子ども宣言」を発表。「みんなで文化の違いを越えて、協力します」などの目標を掲げた。
過半数が外国ルーツ
同校は1905年に市立第三高等小学校としてスタート。関東大震災で校舎が焼失するなどの困難を乗り越えてきた。外国籍の児童に対応するため1999年に国際理解教室を開始。現在は外国にルーツを持つ児童が全校の半数を超えており、14カ国・地域の子どもが学んでいる。
藤本校長は「文化や価値観の異なる相手を理解し、共生・協働の気持ちの大切さに気付いてほしい」と話し、広い視野を持つ子どもの教育に力を入れるとした。
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