プロ野球の日本ハムなどで投手として活躍した西崎幸広さんとロッテの捕手だった里崎智也さんが3月3日、清水ヶ丘公園で行われた小学生対象の野球教室で講師を務めた。
この「キッズベースボール教室」は日清製粉グループ本社が特別協賛し、関東各地で行っているもの。南区内の少年野球チームに所属する小学1年生から3年生の約50人が参加した。
前半はボールの投げ方、バットの握り方などが指導された。後半は参加者を2チームに分け、ティーボールゲームで対決。ボールを打った後、バットを打席そばに設けた円内に置けば1点、本塁にいる西崎さん、里崎さんにボールが返球されるまで進んだ塁数によって得点が決まるルールで戦った。結果は里崎さんチームが1点差で勝利した。
質問コーナーでは「どうしたら速球をうまく捕ることができるのか」との疑問に対し、里崎さんが実際にミットを構え、「グラブの中を見せるように大きく開くといい」などとアドバイス。WBCや五輪で日本代表にも選ばれた名手が分かりやすく指導した。
西崎さんは子どもたちに「常に感謝の気持ちを持ってほしい」と呼び掛け、里崎さんは「きょうのゲームはバットを置けば1点取れたが、それを忘れてしまう人がいた。監督やコーチに言われたこと、チームの決まりごとをきちんとできるかが大切」と語った。
「21Sイーグルス」の谷口凛太郎君(3年)は「打つ時に脇を締めることを教えてもらえた」と嬉しそうに話していた。
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