「蒔田の吉良歴史研究会」(斎藤勁会長)が講演会を5月19日に旅館松島=蒔田町=で開いた。
横浜商科大学非常勤講師の伊藤拓也さんが世田谷城主・吉良氏朝に嫁いだ北条氏康の娘・鶴松院に長老の幻庵が吉良家での結婚生活や礼儀の心得を教え諭した手紙「幻庵(宗哲)覚書」について解説。覚書は1560年(永禄3年)に作られたとされる。
伊藤さんは「祝事の際、来る人の身分によって扱いを分けるように覚書で指示していた」と話した。また、祝事の幹事役を務めた高橋郷左衛門が現在の宿町付近の宿所にいた可能性があることを示し、蒔田との関係を語った。
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