横浜市はこのほど、企業が従業員の健康保持・増進につながる取り組みを実践する「健康経営」の事例をまとめたハンドブックを発行した。
「健康経営」は従業員の健康づくりを積極的に行い、生産性や組織力の向上を図るための経営手法。経済産業省が普及を図っており、それを受けて市は2016年に独自の認証制度を新設。「従業員が抱える体調不良の内容を把握しているか」などの評価基準を設け、保健師らが審査し、最高の「AAA」から「A」の3段階で認証している。これまでに85事業所が認証を受けた。
ハンドブックは健康経営を始めたいが何をすれば良いか分からないといった事業所に対し、事例を紹介するもの。A4判20ページで、社内の食生活を改善するために、自動販売機のメニューを糖分の少ない飲料に代えたなどの例が挙げられている。南区から唯一、認証を受けている向洋電機土木=井土ヶ谷下町=の取り組みも掲載されている。
区役所福祉保健課などで無料配布中。問い合わせは市経済局ライフイノベーション推進課【電話】045・671・4601。
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