行政サービスに関する相談や苦情に対応する「行政相談員」による出前教室が2月6日中村小学校で行われた。
行政相談員は、総務大臣から委嘱を受けたボランティア。全国に約5千人、南区には4人だけで、その活動が知られることは少ない。少しでも行政相談を身近に感じてもらおうと、南区の相談員は毎年、小学校で出前教室を開いている。
相談員の黒部トシ子さん、高見淳子さん、小峯康盟さん、島田秀世さんが6年1組を訪問。前半は相談員の仕事や暮らしと行政の関係を説明した。
後半は事前に児童から寄せられた地域の困りごとや要望への対応を説明。「見通しが悪く、歩行者と車がぶつかりそうな交差点にカーブミラーを付けてほしい」という声を受け、相談員が現地を調査。警察署に要望を伝えた結果、ミラーは付かないものの、注意を促す看板が設置されることが報告された。ほかにも、「公園の不法投棄をきれいにして」といった声に対する調査結果が報告された。
児童から「出した要望を考えてくれて嬉しかった」などの声が聞かれた。小峯さんは「行政相談制度は良い仕組みだが、まだ知られていないので、子どもにも知ってもらいたい」としていた。
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