南区在住の作家・如月(きさらぎ)新一さんがこのほど、集英社主催のの「ジャンプ小説新人賞2018」の小説テーマ部門で金賞を受賞した。
同部門には462作品の応募があり、その中で1位になった。受賞作「恋愛変」は高校の文芸部が舞台。部員2人が顧問の教諭から「恋愛相談」を受け付けるよう命じられる。しかし、奇妙な依頼が来て、これを2人で解決していく――というもの。審査員からは「芥川龍之介の『地獄変』のモチーフが活かされ、キャラ、ストーリー、展開とも文句なしの完成度」と絶賛された。
金賞受賞に如月さんは「この賞は小説を書くきっかけとなった文学賞なので、万感の思いでいっぱい」という。受賞作の発表先は決まっていないが、今後、集英社の媒体の中で掲載される予定。
Web書籍コンテストの受賞作を昨年4月に出版。Webの仕事を続けながら小説を書く。ゲーム会社からシナリオ作成の依頼もあるという。「ゆくゆくは作家一本でいきたい」と話していた。
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