意見広告・議会報告
南区内でも崖崩れ 市政報告 台風被害から命を守るために 日本共産党横浜市会議員 あらき 由美子
9月の台風15号によって、市内で金沢産業団地や南本牧ふ頭などで甚大な被害が起きたと報道されています。南区内では、人的被害は軽症1人、住宅の全壊1件、半壊17件、一部損壊38件、崖崩れは大岡と永田南の2カ所と報告されています。(9月24日現在)10月の台風19号では南区内は、一部損壊7件、永田東で崖崩れ1カ所と報告されています。(10月13日現在)
崖対策を急いで
私は今回の台風で崖崩れがあった大岡の場所に関して、以前から相談を受けていました。大岡1丁目のこの崖は、所有者の方が市と協議し、対策工事の準備を進めていました。その矢先に台風15号で、市が整備した階段部分も一緒に崩れ落ちてしまったのです。
そこで、市の崖防災担当へ相談し、安全を確保するために、どのような工事をすれば良いのかなど、具体的な対策を求める要望書を出して話し合いをしてきました。南区にはこの場所のような危険な崖地が多くあり、対策を急ぐ必要があります。
市民の暮らしと命最優先に
市民の暮らしと命を守るのは、市として最優先の課題です。台風15号で被害を受けた中小企業・小規模企業や農業者に対し、復旧支援のための54億円の補正予算ができました。
被災者への助成制度は戸建て住宅が全壊や半壊した場合に適用されます。そのため、共産党市議団としては、さらに一部損壊などの被災者にも制度を適用するよう、市や国に求めています。
![]() 台風15号で崩れた大岡1丁目の崖地
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