市立永田中学校の兼松さやさん(3年)が9月に行われた茨城国体に出場し、活躍を見せた。
自己新記録で4位
兼松さんは少年女子B(14〜16歳)50m自由形と同4×100mメドレーリレーに出場。自由形では自己ベストの26秒61を記録し4位、リレーでは神奈川県チームのアンカーを務め、チームの3位に貢献した。兼松さんは「大会前から多くの声援を頂き、それが力になった」と話す。
「自分の泳ぎ」再確認
小学生時代から数々の全国大会を経験し、着実に成長を続けてきたが今年5月、原因不明の不調に陥った。「具体的な原因が分からないもどかしさがあった」とタイムが伸びない日々に苦しんだ。その中でスランプ脱出の手助けになったのは所属するセントラルスポーツクラブ東戸塚で中学1年時から兼松さんを指導する伊藤秀兵コーチ。「何か特別なことを始めるよりも、今まで教わったことを見つめ直そう」とアドバイス。兼松さんは伊藤コーチと共に、泳ぎを動画で繰り返し確認。水をかく際に手が曲がる癖など、明確になった課題を修正していった。
国体で強豪と互角に戦えることを証明した現在は、自由形の次に得意なバタフライや長距離種目でも全国レベルの選手になれるよう、陸上トレーニングの量を増やし、「筋持久力」の強化に励む。兼松さんは「高校ではインターハイに出場し、自己ベストを更新したい」とさらなる飛躍を誓った。
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