六ツ川地域のケアマネジャーらが集まり高齢者の在宅ケアなどについて考える合同研修会が10月22日、永田南の特別養護老人ホーム「南永田桜樹の森」で開かれ、約30人が参加した。
この研修会は、昨年4月から地域の介護施設などが協力し、適時のテーマに合った内容を学ぶもの。講師はケアマネ愛あいリハビリ訪問看護ステーションの大村愛子さんが務め、ケアマネジャーの知識向上などを目指している。
今回は「『食べる』を支える在宅ケアチームにおけるケアマネジャーの役割」と題し、昨年、脳血管疾患による死亡者数を上回り、日本人の死因3位となった「老衰」をピックアップ。参加者は、老衰により喉の動きが鈍くなることなどが原因で発症する誤嚥性肺炎などを詳しく学んだ。
誤嚥性肺炎になると、口からの食事が困難になり、人工的な栄養補給法が必要とされるため、患者にとって精神的苦痛が大きい。大村さんは、嚥下関連筋の訓練などが奏功し、日常生活が送れるまでに回復した患者の事例などを共有した。
研修会後、大村さんは「今後も定期的に研修会を開き、情報共有に努めていければ」と話した。
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