体験を通して防災について考える「防災スマイリングフェア」が2月22日に清水ケ丘公園で行われ、地域に住む親子連れが参加した。
これは昨年4月から同公園を指定管理する横浜緑地・協栄パートナーズが「備えよう本番力」をテーマに、地域住民が災害などに直面した際に生かせることを親子で楽しく知ってもらおうと、初めて開催したもの。
南消防署蒔田消防出張所の署員が消火器やAEDの使用方法を説明。AEDの使用体験では、胸骨圧迫といった救急蘇生法も学んだ。
「家でできる火災対策はありますか」など、子どもたちからの質問にも答えた。そのほか、防火衣の着用や消防車の乗車体験なども行われ、消防士になった気分を味わった。
母親と参加した石井紗希さん(8)は「初めてAEDを触った。勉強したことを生かして困っている人の役に立ちたい」と話した。
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