市が地域とともに永続的に成長・発展する企業を認定する「地域貢献企業」に2019年度、南区の2社を含む25社が新たに認定された。認定は07年度に始まり、市内479社が認定を受けた。
南区で新規認定を受けたのは中村町の建設会社、中原建設と吉野町の施設管理会社、D&Cファシリティーズの2社。また、10年間認定を続けた井土ヶ谷下町の管工事業、神中工業と中里のガキの横浜ロックサービスの2社が10年表彰を受けた。
新規認定を受けた2社の取り組みを紹介する。初回は町の安全維持に取り組む中原建設。
「地域のため」体現
同社は南区内のインフラ整備などを中心に行う。これまで市立南吉田小学校のトイレの改修工事やドンドン商店会周辺の道路・補水工事などを手掛けてきた。
「地域のため、社会のため」を掲げ、創業当初から地域貢献活動を推進。町内の清掃活動や積雪時の雪かきのほか、バイクでの地域パトロールを毎日実施。「南区まち歩き防犯パトロールメンバー」に登録するなど、地域の安全確保に注力している。また、六ツ川のこども医療センターに入院する子どもの心のケアなどを専門とする犬「ファシリティドッグ」を育成するNPO法人に寄付を行う社会貢献活動にも広く携わっている。
全員でフォロー
社員8人と少人数の中、効率良く業務にあたれる職場づくりを意識する。メールなどで各々の業務を共有するので、緊急事態でもすぐに対応できるという。女性社員が気持ち良く働けるよう、事務所のトイレを男女に分けるなど、プライバシーの配慮も忘れない。
中原東植社長は「今後も横浜市内を中心とした地域における地域・社会貢献活動に取り組みたい」と展望を語った。
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