神奈川県と連携してSDGs(環境保全など、持続可能な開発目標)の普及促進活動に取り組む企業を認定する「かながわSDGsパートナー」に、南区の3社を含む126社が新たに認定された。認定は2019年に始まり、県内263社が認定を受けた。
南区で新規認定を受けたのは永田北の建設会社・新栄重機土木と六ツ川の総合設備会社・日本工業所、宿町のNPO法人・CAPかながわの3団体。それぞれの社会貢献活動などを紹介する。初回は新栄重機土木。
現場の仕事 後世へ
同社は横浜の道路や河川、下水道などのインフラ整備を行う。新井正和社長は「常に誰かに見られているという緊張感を持ち続けることが良い施工につながる」と話す。
こうしたインフラ整備の仕事を若い世代に知ってもらおうと、地元中学生の職業体験を受け入れている。工事内容の説明のほか、社外の人は普段は乗ることができない重機に乗ってアームを動かすなど、建設業を体感できるよう、工夫を凝らす。「自分の目で見て感じたことや経験が全て財産になる。子どもたちには就職活動までにインターンシップや地域ボランティアなどに参加し、社会をどんどん知ってほしい」と新井社長。
男性 子育てに協力
建設会社では珍しいとされる育児休暇や一つの現場が終わった際のリフレッシュ休暇の取得を推奨。子育て支援として、大学の入学金を利息なしで会社から貸し付ける制度など福利厚生が充実する。
子育てと両立する男性社員も多く、新型コロナウイルスによる自宅待機の中、家族のサポートに献身的だという。新井社長は「男性も子育てに協力するのが当たり前の時代になった」としている。
南区版のローカルニュース最新6件
|
|
高田市議の後援会発足3月28日 |
|
|
|