市立蒔田中学校(木藤肇校長)の正門横で白い花のアジサイ「イワガラミ」が見ごろを迎えている。学校が再開される6月1日から5日までは校内の一部を開放し、アジサイを間近で見られるようにする。
同校は2012年から教諭らによってアジサイの栽培に力を入れ、毎年多くの花を咲かせている。同校元教諭で昨年度から「植栽アドバイザー」として活動する佐々木大輔さんが休校期間中も水やりをしてアジサイを育ててきた。
佐々木さんによると、約100品種の色とりどりのアジサイが植えられている。昨年は準備期間が短かったこともあり、花を咲かすことを最優先にしたが、今年は「見せる」ことを意識したという。コロナ禍で見学者が校内に入れないことも想定し、敷地の外からでも花が見られるように枝や葉を剪定。佐々木さんは「撮影をする方も撮りやすいと思います」という。
見ごろのイワガラミは木に絡みつくように咲いており、外からでもよく見える。北鎌倉・東慶寺のものが有名だが、新型コロナウイルスの影響で寺は閉門されており拝観できない。佐々木さんは「鎌倉まで行かなくても、近くでイワガラミやきれいなアジサイが見られます」と呼び掛ける。
問い合わせは蒔田中【電話】045・711・2231。
南区版のローカルニュース最新6件
|
|
高田市議の後援会発足3月28日 |
|
|
|