「忠臣蔵」で赤穂浪士に討たれた吉良上野介とゆかりのある蒔田に関する歴史を調べる市民団体「蒔田の吉良歴史研究会」(齋藤勁会長)が蒔田の吉良氏と関係の深い世田谷を訪ねるツアーを7月19日に行った。
同会はこれまで、吉良家ゆかりの場所を訪れており、ツアーは6回目。今回は18人が参加。足利氏の研究を中心に、中世の歴史に詳しい谷口雄太さんの解説を聞きながら、武蔵吉良氏が住まいとしていた豪徳寺や世田谷城跡公園、代官屋敷が見られる世田谷区立郷土資料館などを見学した。
当日は朝から雨模様だったが、一行が世田谷に到着するころに雨が上がり、青空が見えたという。同会は「過去にも米沢市を訪れた際や長野にある吉良義央の孫、義周の墓参りをした際も同じように雨が上がって晴れたので、これも何かの縁かと思う」と語った。
テレビで子孫紹介
吉良家の子孫で米沢藩主の上杉茂憲(もちのり)(1844〜1919)を紹介したテレビ番組「最後の米沢藩主 上杉茂憲 沖縄の民のため『義』を貫いた男」が8月10日午後10時からtvkで放送される。米沢藩の最後(13代)の藩主である茂憲は、県令(知事)として沖縄の改革のために数多くの功績を残していた。
番組は山形テレビ開局50周年、琉球朝日放送開局25周年の記念番組として作られたもの。同会とも親交がある上杉家17代当主の上杉邦憲さんも出演し、曾祖父である茂憲の遺言を公開する。
同会は「来年は吉良氏生誕800年なので、蒔田から盛り上げていきたい」としている。
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