新型コロナウイルスの感染拡大を受け、活動を自粛していた南区剣道連盟(花園勝会長=人物風土記で紹介)に加盟する7団体が8月から稽古を再開した。全日本剣道連盟が定める感染症対策の下、汗を流す。
剣道は室内競技のため、「密集」「密接」「密閉」の3密状況を作る恐れがある。至近距離で大声を出しながら攻め合うことから、飛沫飛散も懸念されている。南区は学校の体育館を拠点とする道場が多いため、3月から7月までの間、活動を自粛。全日本剣道連盟が発表したガイドラインに沿って、8月から稽古を再開した。
稽古中は防具を身に付け、マスクや飛沫を防ぐシールドを着用するので、熱中症とも隣り合わせ。十分な水分補給と休憩を確保し、体に負担が少ない練習メニューを中心に行うなどの対策を取っている。南太田小学校で活動する「寿剣友会」の道場生、増田大智さん(蒔田中1年)は「コロナで仕方がないとはいえ、マスクやシールドを着けながらの稽古は暑くて息苦しい」と話し、熱中症の不安もあるという。
花園会長は「本当はマスクもシールドも外したいが、今はガイドラインで決められている感染症対策に従って活動する以外に方法がない。ハードな稽古は避け、こまめな水分補給を心掛けるなど、今できることを徹底したい」と話し、対策を講じて活動する。
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