六つ川小学校で練習する小学生バレーボールチーム「横浜優和クラブジュニア」出身で、駿台学園高校=東京都=の渡邊秀真さん(2年)=人物風土記で紹介=が1月10日まで東京都で行われた「全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高)」に出場し、2大会連続の準優勝に貢献した。渡邊さんは「優勝まであと一歩のところで負けてしまった。来年こそ全国制覇したい」と話す。
東京・駿台学園
渡邊さんは両サイドからスパイクを打つアウトサイドヒッターとして出場。身長178cmはバレーボール選手としては小柄だが、最高到達点は3m32cmと全国トップクラスの跳躍力を誇る。
フルセットまでもつれ込み、接戦となった準決勝の市立尼崎=兵庫県=戦で試合の流れを変えるスパイクを決める活躍を見せると、決勝の東福岡戦でもフル稼働。身長190cmを超える相手選手の上からスパイクを打ち得点した。チームは敗れたが、2年連続の準優勝に貢献した。
「自分の持ち味である対空力を生かしたプレーができた。バックアタックなども決まって良かった」と話し、強豪相手に手応えを感じたという。
感謝を忘れず
高い跳躍力の原点は優和クラブ時代、大人の腹部ほどの高さまで積み上げた体操マットに垂直跳びで跳び乗る練習で培ったもの。同クラブの大村恵利監督は「小2で入部したころから楽しみながら練習に取り組んでいた。地道な努力が形になっている」と話し、教え子の成長を喜ぶ。
渡邊さんは「優和での6年間で礼儀や感謝の気持ちを持つことがとても大事だと学んだ。お世話になった監督や皆さんへの『恩返し』の気持ちを忘れず、元気にプレーする姿を見せていきたい」と思いを語り、来年度に向けて練習に励む。
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