桜の季節は過ぎつつあるが、3月下旬ごろから蒔田公園では連日、ごみが散乱した状態が続いていた。
同公園には桜の木があり、3月中旬から花見客が多く訪れていた。しかし、その際に飲食して出たと思われるごみが公園内に放置されるケースが目立っていた。周辺住民によると、缶やペットボトル、ワインボトル、プラスチックのパックなどが散乱していることが多い。中には使用後のおむつやDVDのケースなどもあったという。公園内にごみ箱はないが、誰かが袋に入れたごみを公園のフェンス沿いに置くと、そこへ別のごみが次々置かれることが多いという。
本来は公園の花壇の手入れなどを行う蒔田公園愛護会のメンバーは、ごみが散乱する状況を見かねて毎朝、自主的に清掃をしている。連日、ごみが散らかる状況に「どうしたらこうなるのか」と憤りを隠せない。
花見客のごみ問題は、大岡川プロムナード沿いでも毎年深刻で、弘明寺商店街や周辺の店舗も頭を悩ませている。「ごみは持ち帰って」などの看板や呼び掛けも効果は薄く、川沿いに住む住民は「花見客に自覚を持ってもらうしかない」と話していた。
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