会社と地域を元気に 中区 神奈川県中小企業家同友会
日本企業の99%を占める中小企業は、日本経済に欠かせない存在だ。「神奈川県中小企業家同友会」=中区=は、そんな中小企業の経営者団体として県内に約800会員を有し、会社と地域の発展を目指している。
同友会が掲げる目的は【1】よい会社をつくろう【2】よい経営者になろう【3】よい経営環境をつくろうの3つ。現在県内に10支部あり、月1回の例会を開催。各社の社長自らが講師となったセミナーや、経営指針作成や障害者雇用など課題やテーマに応じた委員会・部会に参加するなど、各企業の経験や知識を共有し、自主的に学び合える場が多数ある。また合同企業説明会や、新卒採用数が少ない中小企業を組織力で支援する取組として、会員企業の合同入社式や社員研修も実施している。
個人事業主や専門職など様々な業種の経営者が集まるため、互いに助け合ったり、経営のヒントを得られることも魅力の一つ。特に経営者の決断が重要視されるコロナ禍において、同友会のネットワークや仲間の存在は大きかったという。
同事務局の山本潤さんは「経営者同士が本音で語り合える貴重な場。皆自社だけでなく、仲間の会社や地域も元気にできたらと考えている。同友会の存在を広く知ってもらえたら」と話した。
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