介護や健康にまつわる基本知識を年間を通して学ぶ講座「なかむらケアスクール」が5月22日に開講した。約10人の地元住民が参加し、専門家からノウハウを教わった。
この講座は中村地域ケアプラザの自主事業で、1年間で正しい介護・介助、介護保険の知識定着を図る。口腔ケアや腰痛予防、健康維持の栄養学などの未病対策も学び、介護者の将来的な負担減を目指す。本来は昨年度に行う予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止となり、2年越しの開催実現となった。
この日は中村町3丁目のJCHO横浜中央病院附属看護専門学校で開催。日本シルバーサポート協会=本部・世田谷区=から講師を招き、約50kgの介護練習人形を使って要介護者の体位交換や衣服の着脱、ベッドから車いすへの移乗介助などの技術を学んだ。
参加者の内山正義さん(67)は「将来的に介護を受ける可能性がある身として勉強になった。子どもの負担が減るように、スキルアップを目指したい」と話した。
同講座は今年度中に5回行われる予定で、現在も申し込みを受付中。詳細は同プラザ【電話】045・260・5100。
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